伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

意外と知られていないサッカーの技名の数々!

サッカーの試合では、たくさんの技が繰り広げられます。
そういったテクニックの数々は、サッカーに詳しくない人が見ていても楽しいものなのではないでしょうか?
その技には1つ1つ名前があり、由来が愉快なものや人の名前のものなど様々。
そこで今回は、サッカーの技名をいくつかサッカーのコーチをしている伊藤豊が伝授しちゃいます!
 
 
■シャペウ
 
「帽子」という意味があるポルトガル語
相手の選手の頭上をドリブルで抜くことを指します。
ブラジルサッカーにおいては、シャペウで抜かれるのは最大の屈辱で、キーパーがシャペウで抜かれるのは、特にあってはならないことと言われています。
 
 
「輪ゴム」という意味のあるポルトガル語で、外側に蹴ったボールが内側に戻ってくる様子から名付けられたそうです。
一流選手が行うエラシコは、素人が見ても何が起きたか分からず、手品のようだと言われています。
スローモーションで見て、ようやく何が起こったか理解できるんだとか。
 
 
英語で「ハサミ」を指すこの技は、ボール横を素早くまたぎ、ディフェンスを騙すフェイントのこと。
ポルトガル語では、別名ペダラーダとも言われていますね。
海外の実況を見ているとよく出てくる単語の1つです。
僕伊藤豊も真似をするのが非常に難しく、この技は技術のいる技となっています。
 
 
キャプテン翼を見たことがある人ならば知っている、大空翼の必殺技ですね。
ボールを両足で挟み、踵で空中に蹴り上げて相手を抜く非常に高度な技術となっています。
公式戦よりもフレンドリーマッチなどで時々見ることができる大技ですね。
 
 
この技をトレードマークにしていた「ジダン選手」の出身地が由来の技。
踊っているかのように相手に1度背を向けてから抜き去る技は、華麗で美しいですよね。
 

■マシューズフェイント
 
イングランドドリブラーであるサースタンリー・マシューズのフェイントが由来となったフェイント技。
ボールの外側に大きく踏み込んで、逆の足の裏側で同方向へボールを少し動かし、相手の動きを誘います。
その後すぐに逆方向へボールを動かして、相手選手を抜き去る技です。
今でこそ一般的に使用されるようになった技ですが、当時は相当なテクニックを持った選手であったことが考えられますよね。
 

他にもダブルダッチやラーボ・デ・バッカなどの有名な技があります。
皆さんも華麗なテクニックで観客やライバルをあっと驚かせてみてはいかがでしょうか?