伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

サッカーを上達させたいなら視る力を養おう!

こんにちは!小学生のサッカーチームのコーチをしている伊藤豊です。
運動能力にはゴールデンエイジと呼ばれる黄金期があることは、みなさんご存知ではないでしょうか?
これは、誰にでも訪れる時期で育成のスイートスポットとも呼ばれています。
今回は、そんな育成のスイートスポットを活用して視る力を養う意義について伊藤豊が紹介していきます!


■目の良いだけではない診る力とは?

視る力というと、目が良いか悪いかということを想像する人も多いでしょう。
しかしここで言う視る力には、一般的に言われている視力以外の力も含まれています。
その力というのは、静止視力、KVA動体視力、DVA動体視力、コントラスト感度、眼球運動、深視力、瞬間視力、協応動作の8つです。
静止視力はその名の通り静止しているものを見る力、KVA動体視力は近づいてくるものを見る力、DVA動体視力は横移動しているものを見る力を指します。
コントラスト感度は色を見分ける力、眼球運動は幅広い空間を瞬時に見渡して把握する力、深視力は距離を見分ける力ということになっています。
そして、瞬間視力は一瞬の間にできるだけたくさんの情報を性格に判断するための視力、協応動作は目と手が連動する視力のことです。
これらの力は、サッカーにも役立つものばかりなので、鍛えて損をすることはありません!


■目のゴールデンエイジとは?

先ほど紹介した視る力の中でも、動体視力はサッカーのプレイにも大きな影響を与えます。
KVA動体視力とDVA動体視力は、トレーニングを行うことによって向上させることができます。
視る力は何歳になっても鍛えられるのですが、ゴールデンエイジに鍛えるのが最も効率的です。
目のゴールデンエイジは体のゴールデンエイジよりも少し早くやってきます。
年齢で言うと、5歳~12歳が目のゴールデンエイジと呼ばれています。
この時期に視力の強化をすると、より身体能力も高まる可能性が期待できるようになりますよ!


■動体視力は一人でもトレーニングができる!

サッカーでも大切になる動体視力は、1人でもトレーニングができます。
最後に、そのトレーニング方法を簡単に紹介しますね。
動体視力を鍛えるためには、動体視力トレーニングメガネの活用がおすすめです。
このメガネは、サングラスのような見た目をしているのですが、かけてみると光が点滅して目に負荷をかけます。
そのような状態で見ようとすることによって動体視力が鍛えられていきますよ!


スポーツの上達には、体を鍛えるだけではなく、視力も鍛える必要があります。
視力をきたえることによって身体能力の向上も期待できるので、動体視力などのトレーニングも取り入れてみてくださいね!