伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

試合前の食事はどのタイミングが良い?避けた方が良い食材はある?

こんにちは!小学生のサッカーチームのコーチをしている伊藤豊です。
試合の時に、子どものためを思ってお弁当を作る親御さんは多いです。
実は、そのお弁当が試合中のプレイに良くない影響を与えている可能性があると知っていましたか?
今回は、試合の前に避けた方がいい食材とその理由、食事を摂るベストなタイミングについて伊藤豊が紹介していきます!
試合時のお弁当について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。


■試合の前に避けた方がいい食材とその理由

試合前の食事によって、スタミナ切れを起こしやすくなる、足がつりやすくなる、体が重くなってしまう、腹痛を起こしてしまうといったデメリットが出現する可能性があります。
このような状態になってしまうと思ったようなプレイをすることができず、チームにも悪影響を与えてしまう可能性があるので気を付けなければいけません。
そこでまずは、試合の前に避けた方がいい食材とその理由についてみていくことにしましょう。

・試合前に避けた方がいい食材
試合前に避けた方がいい食材には、揚げ物やマヨネーズ、マーガリン、牛肉、サツマイモ、豆類、こんにゃく、ひじきなどがあります。
これらは、脂質や食物繊維が豊富に含まれている食材です。
脂質は消化に時間がかかってしまい、食物繊維は胃で消化されずに腸でゆっくりと消化されます。

・なぜこれらの食材を避けるべきなのか
脂質と食物繊維は消化がゆっくりなので、胃腸の中に残った状態で試合に挑むことになります。
それでもきちんと戦えるのであれば良いですが、体が重く感じたり、キレが悪くなったりしてしまう可能性が高く、ベストコンディションとは言えなくなってしまうのです!
消化中は副交感神経が優位になっている状態、つまりリラックスモードになっているため、体の重さや切れの悪さを感じるようになってしまいます。


■試合の3時間前に食事をとるのがベスト!

試合前に副交感神経を優位な状態にしないためには、3時間前の食事摂取が理想的です。
おにぎりやうどんのように消化が早くて、エネルギー補給しやすいものが特におすすめですよ!
それでもお腹が空いてしまって仕方ない場合は、1時間くらいかけて消化される果物を試合前に食べると良いでしょう。
目安は試合の1時間前です。
そうすることで、胃腸に負担をかけることなくエネルギーの補給ができます。


試合前の食事はとても大切なポイントになります。
ベストコンディションで試合の臨めるようにサポートするためにも、今回紹介したポイントをぜひ覚えておいてください!