伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

サッカー女子を育成するポイントとは?

こんにちは、サッカーコーチの伊藤豊です。
サッカーというと男の子が小さいうちから始めるスポーツというイメージが強いでしょう。
しかし、最近はなでしこジャパンの活躍もあり、女の子がサッカーを始めるというケースも多くなっています。
そこで今回は、伊藤豊が考えるサッカー女子を育成するポイントについてご紹介します。
 

■女性は頭で理解してから動く生き物である
 
男性と女性では、根本的な考え方の違いがあります。
それは、子どもにも同じことが言えます。
男の子の場合は、練習の意味をそこまで深く考えることなく、コーチや監督に言われた練習をこなしていきます。
それに対して女の子は、「○○のために××の練習をします」としっかり説明をしてあげることでより一層頑張ってくれるようになるのです。
女の子の選手からは、「どうして××の練習が必要なんですか?」と聞かれることもありますが、面倒だと思わずにしっかりと説明してあげることも大切なポイントになります。
それだけではなく、気になることがあってもなかなか質問できない子がいることも理解しなければいけません。
全ての選手がコーチに気軽に話しかけることができ、質問をしやすい環境を作っていくことがサッカー女子を育成するための大きなポイントだと言えるでしょう。
 

■声をかけるタイミングも大切
 
大人はついつい子どもに対して、「△よりも□の方が良いのでは?」といったような声をかけてしまいます。
子どもはまだ考え方が未熟なので、うまくできないと思い込んでいるからです。
しかし、声をかけてしまうと子どもが考えていたことが止まってしまう可能性があります。
それでは子どもの考える力を伸ばせなくなるため、声をかけるタイミングを見計らうことも大切なポイントになるのです。
もちろん、怪我のリスクがあったり、仲間に迷惑をかけたりすることをしていたらきちんと注意する必要がありますが、そうでない限り声をかけすぎてはいけないと伊藤豊は考えています。
声をかけるタイミングを見極めるためには、子どもたちのことをよく見ていることが重要です。
コーチとして子どもたちにどれだけ寄り添うことができているのかが分かるポイントでもあるでしょう。
 

スポーツには性別は関係ありません。
女の子でも楽しくレベルアップしていくためには、コーチがどれほど寄り添えるか、相談しやすい大人と認識してもらえるかが大切です。
そのためにも、今回紹介した2つのポイントをしっかりと押さえておくようにしましょう。