伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

ユニフォームに付いた泥汚れを綺麗に落とすには?!

サッカーをしている子供が、ユニフォームに泥をつけて帰ってくることは日常茶飯事ですよね。
しかし、洗濯をする側からしたら泥汚れは落ちにくいので毎回洗濯をするのは手間でしかありません。
僕も仕事を終え、子供と一緒にユニフォームに泥をつけて帰る度に妻に申し訳ない気持ちになっています。
そんな泥汚れの落とし方とどうして泥は落ちにくいかをサッカーコーチである伊藤豊が紹介していきましょう!
 

■泥汚れが落ちにくい理由とは?
 
汚れには、3つの種類があります。

①水溶性汚れ
汗、しょうゆ、果汁など水に溶ける性質を持つ

②油溶性汚れ
皮脂や口紅など油に溶ける性質を持つ

③不溶性汚れ
ホコリや泥、墨など水や油に溶けない性質を持つ
 
この③の不溶性汚れには、水なじみの良い汚れと悪い汚れがあり、泥汚れの場合は水になじみやすいので、水でゴシゴシ洗ってしまうと泥が細かくなり、どんどん繊維の隙間に入り込んでしまうためなかなか落ちません。
 

■泥汚れにおすすめの洗剤
 
そんな泥汚れを落とすのに最適なのは、洗濯用の固形石鹸。
近年では液体洗剤や粉末タイプの洗剤が多くなっていますが、洗濯用の固形石鹸であれば、水や油に溶けやすい性質のため、洗剤が泥を包み込んで繊維の外に出やすくしてくれるんですよ♪
よりきれいにユニフォームを洗うためには、ブラシを使用するのがポイント。
ブラシは、コシの強いものがおすすめです・
ブラシを使うことで、泥汚れ以外に汗や土の臭いも解消できるので、是非試してみてくださいね。
 

■泥汚れを落とすには
 
洗濯用の固形石鹸、ブラシ、ドライヤーを準備しましょう。
固形石鹸は「ウタマロ石鹸」が根強い人気がある商品で、泥をきれいに落とすことができるので伊藤豊愛用中です(笑)
 
①まずは乾かす
泥汚れは、乾燥すると汚れが浮き上がってくるので、ドライヤーでしっかりと乾かしてください。
 
②汚れを叩いて落とす
繊維の隙間に入った汚れを、叩いて落としていきます。
叩いた時の振動で、泥が繊維から剥がれ落ちてくるので、土や砂が出なくなるまでしっかりと叩くのがおすすめです。
 
③石鹸でこする
石鹸を水につけて泥汚れがある部分をこすってください。
石鹸をたっぷりつけることで、繊維の奥まで石鹸がいきわたり、汚れが落ちやすくなります。
 
④ブラシで汚れを掻きだす
石鹸の泡が茶色くなるまで揉み込み、ブラシで汚れを掻きだします。
 
⑤洗い流す
靴下とユニフォームを裏返し、水圧を強くした40℃くらいのお湯で汚れを流し、すすぎましょう。
水圧が強いほうが、汚れが落ちやすいです。
あとは、洗濯機でいつも通りに洗ってください。
 
 
液体洗剤や漂白剤は、衣類を白くする効果はありますが、繊維の隙間に入り込んだ泥汚れには効果がありません。
固形石鹸で頑固な泥汚れをきれいに落としてみてくださいね♪