伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

サッカーボールを選ぶポイントって?

子供に「サッカーをやりたい!」と言われ、いざスポーツショップに行ったけれど、意外と種類が多くてどれを選べばいいのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
サッカーボールは、サイズや素材に違いがあるため、年齢などによって選ぶボールが違ってきます。
ここでは、サッカーボールを選ぶポイントを伊藤豊がわかりやすく紹介していきましょう。
 

■サイズで選ぶ
 
サッカーボールには、3つのサイズがあり年齢や体形に合わせて選んでいきます。
 
・3号球
主に未就学児~小学校1~3年生までのお子様が使用するサイズです。
サッカー初心者で、ボールに慣れることから始めるのであれば、軽量で小さめサイズの3号球がおすすめです。
 
・4号球
小学校4~6年生であれば、4号球がおすすめです。
このサイズは、小学生以下の試合でも使用されていて、初心者~上級者まで幅広く使われています。
 
・5号球
中学生以上~大人には、5号球がおすすめです。
Jリーグや国際試合などの公式試合でも使用されています。
小学生と中学生では、体の大きさも違ってくるので、中学校入学を目安に5号球へ買い替えるようにしましょう。
 
サッカーボールは、体の大きさとのバランスが合っていないと、ボールを思うように扱うのが難しくなってしまいます。
最初は、小さめのボールから練習を始めているのもいいかもしれません。
 

■使用後のお手入れ方法は?
 
体の大きさに合ったサッカーボールで練習をした後は、お手入れを忘れずに行ってください。
 
・汚れを落とす
サッカーは屋外で行う競技のため、ボールは土や泥によって汚れてしまいます。
雨の日や雨上がりでの練習は特に汚れやすいので、お手入れをすることでボールを長持ちさせることもできます。
汚れたり濡れたりしたままの状態にしてしまうと、変形してしまうこともあるので汚れを落として乾燥させるのが大切です。
 
・空気の量をチェック
ボールの空気が抜けてしまうと、蹴り心地などにも大きく影響してしまいます。
空気を入れるときは、電動コンプレッサーなどは使わず、ゆっくりと空気を入れていきましょう。
高圧力で急激に空気を送り込むのは、変形の原因になるので注意して下さい。
また、空気の入れすぎによってボールの素材が伸びてしまうと、元に戻すことができないので少しずつゆっくりと空気の量を確認しながら入れてください。
 
・長期間使わない場合
長期間使わない時には、空気を抜いて保管しようと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、空気を抜いた状態で保管した場合、再度空気を入れるときに、ボールに穴が開いてしまう可能性があるので、空気をすべて抜いてしまわないようにしてください。
また、普段と同じように空気がしっかりと入った状態での長期保管もおすすめできません。
ボール内側と外側の気圧が同じになるようにするためにも、バルブに空気針を差し込んで空気が抜けない程度の状態に調整して保管してください。
 
 
また、サッカーボールは手縫い・機械縫い・サーマルボンディングの3つの手法によって縫われています。
機械縫いの場合は強度や耐久性が低いので、手縫いあるいはサーマルボンディングのものを選ぶことを伊藤豊は提案します。