伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

サッカーチームの信頼関係を育てるには

サッカーは、一人で行うスポーツではなく、チームで行うスポーツです。
練習においても試合においても、チームワークというものが必要になってきます。
このチームワークを育てるためにはどのようなことが必要になるのでしょうか。
伊藤豊が調べたことを紹介していきます。
 

■信頼と技術

サッカーに限らず言えることではありますが、選手、監督、コーチそれぞれがどんなに高い技術を持っていても、お互いを信用できなければよい結果を生み出すことはできないでしょう。
チームに関わる全ての人がお互いを信じる信頼関係がなければ、良いチームを育てることができないのです。
信頼関係は、1日2日で築き上げることはできません。
お互いの長所や欠点を知ることで、どんな人間なのかを理解して初めて相手を信頼できるかどうか判断することができるのです。
例えば、シュートの決定率は高いが、自分勝手で感情の起伏が激しいA君と決定率は低いけれど、性格がよく努力家のB君がいた場合、どちらの選手にボールをパスするでしょうか。
A君にパスしたとしても、その時が気分が乗っていればシュートは決まるかも知れませんが、感情が落ちている場合にはシュートを決めることができないでしょう。
B君に関しても、性格がよくて信頼できる人間であったとしても、シュートの決定率が低ければ得点につながる可能性は低いです。
つまり、技術と人間性の両方を持っていることが、サッカーの選手には必要なのです。
どちらか一方だけが優れていても、チームメンバーからの信頼を得ることは難しいと伊藤豊は考えます。
 

■信頼関係を築くには
 
信頼関係を得るには、技術と人間性の両方が必要だとお話しました。
信頼関係を築くポイントをいくつか紹介していきましょう。
 
・相手を尊重する
相手の信頼を得るためには、攻撃尾的な態度をとっていては前に進むことはできません。
相手を尊重していて、傷つけるようなことはしないということを相手に示すことが大切です。
相手を受け入れることができなければ、お互いを信頼し合うことはできないのです。
 
・日常ではありえない体験をする
非日常的な体験をチームとして体験しそれを乗り越えた時、お互いの努力を認め合い絆を深めることができます。
登山やキャンプなどでお互いを励まし合って困難を乗り越えた時の達成感を得るのもいいかも知れませんね。
 
・コミュニケーションをとる
相手のことを知るためには、コミュニケーションをとることも必要です。
質の高いコミュニケーションは取れれば、自然と信頼関係も生まれてくるでしょう。