伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

日本と世界のサッカー選手の意識の比較

「サッカーが強い国を挙げてください」と言われた場合、多くの方が海外の国を思い浮かべるのではないでしょうか?
日本のサッカー選手のレベルも年々上がっていますが、それでもまだ他の国の方が強いと思う方は多いことでしょう。
文化の違いやサッカーの意識の違いなども国によってサッカーの強さが異なる要因だと僕、伊藤豊は思っています。
今回は日本と世界のサッカーにはどのような違いがあるのかを比較してみました。


■加点方式と減点方式のサッカー

日本のサッカー教育では、減点方式の教育をされることが多いです。
例えば、あなたもこんな経験があるのではないでしょうか?
「シュートを外してしまって、コーチに怒られた…」
「シュートを外したら親にため息をつかれた」
コーチや親が怒ったり呆れてしまって子供が失敗を恐れるようになると、シュートを打つのが怖い選手になってしまいます。
サッカーの試合では点を取ることはもちろん、それ以上に楽しみながら怖がらずにサッカーをすることも大切だと僕、伊藤豊は思います。
例え子供がシュートを外してしまっても、
「ナイス!」
「よく頑張ったね!惜しかったよ!」
と、そんな風に褒める教育をすることが大事なのです。


■ハングリー精神

海外のサッカーでは、常に多くの大会が開催されています。
そのため、自然と選手に優勝したい気持ちや試合で勝ちたいという気持ちが備わりやすい環境です。
日本では大会も少なく、協調性を大切にする文化があるため、ハンガリー精神が身に付きにくいです。
どうして勝ちたいのかや勝つためには何が必要なのかを考えることは、とてもサッカー選手にとって必要な意識でしょう。

③練習内容や練習時間
決まった練習時間の中で、集中してプログラムに励むことも大切な課題。
常に試合を意識して練習を行い、目的意識を持って練習をしなければいけません。
ただ、目的や意識を持たずに練習をしているだけでは練習の意味がありません。
試合での様々なシーンを想定しながら練習を行うことで、選手が大きく成長できるのではないでしょうか?
また、僕のチームのような少年サッカーでは、保護者が試合を観戦することでプレッシャーに強い選手に育つことができますよ。

 

海外と日本のサッカーは、気候や試合環境などがそもそも違います。
しかし、目的や意識をもってサッカーを行っているのは皆同じ。
シュートを怖がらずに打つことや「勝つ」ことを意識してサッカーをしてみてくださいね。