伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

サッカー人口の減少を防げ!


ジュニアチームに所属している子供たちは多くいます。
学校以外の活動で得るものは大きく、心身ともに大きく成長できるきっかけにもなっています。
かつては、子供たちに圧倒的に人気だったスポーツは野球でしたよね。
Jリーグの発足によって、野球だけでなくサッカーも人気となっていますが、現代社会のジュニアチームにおいては、少年野球と少年サッカーではどちらが人気なのでしょうか。
伊藤豊が調べてみたことを紹介していきます。


■サッカーと野球はどちらが子ども達に人気なのか

サッカー人口と野球人口は何かと比較されることが多いスポーツですよね。
少年野球のチーム数は、約1万3000チームほどあり、少年サッカーのチーム数は約8600チームとなり、まだまだ野球人口の方が多いことが分かります。
ジュニア以外においても、夏の高校野球大会への参加数は5000校ありますが、高校サッカーにおいては4000校と1000校もの開きがあることもわかりました。
jリーグ発足後には、サッカー人口が増加傾向にあったものの、野球に根強い人気があることは変わらなかったようです。


少子化の影響は大きい?

近年社会問題として大きく取り上げられていおるのが、少子高齢化です。
子どもの人数が減るということは、少年サッカーチームの存続にも大きな影響を与えることでしょう。
ここ数年、実際に少年サッカーチームの登録異数が減少してきているのです。
チーム数の減少は、少子化だけに原因があるわけではなく、サッカー人気が低迷していることも挙げられます。
少年サッカーは8人制となっていて、8人だからこそ得ることができる技術や判断も多くあります。
しかし、一旦試合となると勝敗が決まってしまうためにチームとしては勝つことだけを意識してしまうようになります。
勝つことを目的とすることで、多くの人数がチームに所属していたとしても交代することができずに同じ選手が出場し続けているというのが現状でもあります。


■チーム数減少に対する協会の対策は?

サッカー人口を増やすために教会側もいくつかの対策を行っています。
1つは、未就学児を対象とした巡回指導です。
小学生になることでサッカーに興味を持つ子供は多いですが、未就学時の段階でサッカーに出会うことで興味を持ってもらおうというのが狙いです。
2つ目は、先生を対象にしたサッカー講習会の実施です。
小学校の体育の授業でサッカーを行う学校も多いですが、サッカーは必修ではないため、サッカーを行う先生が減少傾向にあります。
サッカー未経験の先生を対象に講習会を行うことで、授業に取り入れやすい環境を作り出す努力をしているのです。

サッカーチームのコーチをしている伊藤豊としては、できるだけ多くの子ども達にサッカーをしてほしいと願っています。
自分にもできる努力をしながら、サッカー人口を増やせるようにしていきたいです。