伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

楽しめないトレーニングがダメな理由

ジュニアのサッカーチームのコーチという立場から見ると、子ども達自身が楽しんでいない練習は、何時間やっても身につかないことを感じます。
最初は、今日はみんな調子が悪いのかな?と思ったりもしましたが、日を変えて同じ練習をしたときも、なんだか練習が身に付かない。
これはどうしたことかと色々考えたところ、やっぱり辛く苦しいだけの練習じゃダメんなんだということに気がつきました。
今回は、伊藤豊の経験を活かし、楽しめないトレーニングがダメな理由を紹介していきます。


■楽しめない練習は無駄?

ジュニアチームの場合、とにかく練習に来ることを最優先に考えることが必要です。
勝つために行う練習であっても、子ども達が楽しむことができなければそれはムダな時間を過ごしているのと同じこと。
練習内容がどうとかいうのではなく、同じ練習であっても楽しめているかどうかが重要なのです。
「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、好きなことに対しては、一生懸命取り組むことができますよね。
イヤイヤやっているものは、何時間かけても上達しないということです。
サッカーの練習においても、楽しいと思えるかどうかによって上達具合も変わってくるのです。
子ども達が、練習を楽しめないのであれば、最初から試合形式でのトレーニングに切り替えた方が、実践的なことを習得しやすいでしょう。


■指導者も楽しむことが大切

サッカーチームの練習においては子供たち同様に指導者も楽しむことが大切です。
練習が終わった後に「今日も楽しかった」と感じられるような練習にしなければなりません。
指導者が楽しいと思えなければ、子ども達だって楽しむことはできないでしょう。
また、小学生のチームが大会や練習試合をしたとき、勝敗にこだわってしまうと、次の試合も勝たなければいけないというプレッシャーを感じてしまい、負けた時の落ち込み方もひどくなってしまいます。
勝敗よりも、試合を楽しめたかどうかの方を大切にしましょう。
試合の結果も大切ではありますが、今までできなかったことができるようになったことが一つでもあれば、子ども達も嬉しい気持ちになり、満足感も得ることができるはずです。


ジュニアのサッカーチームに限ったことではありませんが、何事も楽しむことで物事は上達すると伊藤豊は考えています。
練習内容やチームの雰囲気を良くするためにも、子ども達が楽しいと思える練習メニューを考えていこうと思っています。