ジュニアサッカーにおいて大切なラーニングカーブのスリーステップ
ジュニアのサッカーチームのコーチをしている伊藤豊です!
皆さんは、ジュニアサッカーにおいて大切な「ラーニングカーブ」をご存知ですか?
ラーニングカーブは、人間の能力の成長を表した曲線グラフのことを指します。
日本語では「学習曲線」とも言いますよね。
今回の記事では、ジュニアサッカーにおいて大切なラーニングカーブについて解説していきましょう。
■ラーニングカーブのスリーステップ
ラーニングカーブには3つのステップがあり、準備期・発展期・高原期に分けられています。
①準備期:ファーストステップ
次のステップに向けて力を溜めている期間のことを、ファーストステップと言います。
何かを経験したり覚えたりする準備段階です。
この時期に何かを上達させようと思っても、なかなか上達せず、学習効率が低い傾向にあるのが特徴です。
②発展期:セカンドステップ
準備期間に溜めた力が解放されて、どんどん学習能力が高まる期間のことを発展期と言います。
この期間は効率よく成長することができるので、工夫して学習をすることで、より学習効果が高まるでしょう。
③停滞期:サードステップ
次の発展期間に向けて準備をする期間。
理屈では分かっていてもなかなか思ったように動けず、精神的に不安になりやすい時期でもあります。
しかし、日々練習することでサードステップを乗り越えてより成長することができるでしょう。
■ジュニアサッカーにおいて大切なラーニングカーブ
僕、伊藤豊がコーチをしているジュニアサッカーチームでは、小学生の子供向けにサッカーを教えています。
以前の記事でも紹介しましたが、5~12歳の子供は成長しやすい年齢で、「ゴールデンエイジ期」と呼ばれています。
効率的に成長しやすい年齢である5~12歳でサッカーをすることで、何度もラーニングカーブを繰り返すことがきるのです。
プロのサッカー選手になるためには、何度も何度もラーニングカーブを繰り返し、乗り越えていかなければいけません。
小さいうちからサッカーを始め、ボールと触れ合うことで、何度もラーニングカーブを繰り返します。
どうしたら良いサッカーができるのかを疑問に思ってから行動に移すまでの時間も速くなるのです。
そのため、5~12歳のゴールデンエイジ期にラーニングカーブを繰り返すことは、とても大切なのです。
ラーニングカーブには3つのステップがあります。
子供のうちから何度もこのスリーステップを繰り返すことで、大きく成長することができますよ。