伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

サッカーは何歳から始めるのが正解?

子供にサッカーを習わせたいと考えている親御さんもいるでしょう。
ジュニアサッカークラブに入ることで、学校とは違った形でサッカーを楽しむことができます。
しかし、問題となるのが「いつからサッカーを習わせるか」です。
塾やピアノ、水泳などでも同じように、習い事を始める時期って悩みますよね?
そこで、サッカーを習い始める最適な時期についてジュニアサッカーのコーチ伊藤豊が教えていきます!

■早く習わせた方が有利なの?
 
スポーツをするなら早く始めた方が上達する、と考える親御さんは多いです。
僕のまわりにも幼稚園や保育園に通いながら、ピアノや水泳、英語やバレエなど、様々な習い事をしている子供たちを見てきました。
しかし、早く始めるから有利ということは決してありません。
確かに、早く始めれば始めただけ経験を積めるので上達していくでしょう。
でも、プロの中にも中学校からサッカーを始めた人もたくさんいますし、学生時代はパッとしなかった…という人たちも多くいます。
大事なのは、良い指導者に巡り合うことです。
良い指導者の下で教わることで、基礎から習得して上達していくのです。

■プレゴールデンエイジに始めることが理想
 
プレゴールデンエイジは、5歳から8歳の子供です。
この歳の子供たちは、体の使い方を覚える時期となります。
サッカー以外にも、手を使った動作や全身を動かす動作を行うことで、運動神経を向上させることができる時期と言われています。
そのため、子供にスポーツをさせたいと考えているのであれば、プレゴールデンエイジまでに始めていると良いのではないかと伊藤豊は考えています!
ちなみに、9歳から11歳はゴールデンエイジと言われていて、センスを身につける時期と言われています。
12歳から14歳は、ポストゴールデンエイジと呼ばれていて、運動神経の成長が止まる時期だと考えられています。
プレゴールデンエイジやゴールデンエイジのときに習得した動きの精度を高めるために、繰り返し運動していく時期となります。

■「楽しい」ことが一番大事
 
プレゴールデンエイジまでにスポーツを始めると良いと紹介しましたが、一番大切なことは子供が「楽しい」と思えることです。
サッカーを始めても、最初はやる気があってもどんどんやる気がなくなってくる子供もいます。
僕は、ジュニアサッカーに入会してきた子供たちに、サッカーの楽しさを伝えられるよう、精一杯教えています。
入会してくれたからにはサッカーを好きになってもらえるよう一緒に楽しんでいくので、環境を整えてあげることがコーチとしての役割なんだと考えています!