伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

子供の成長を伸ばす声かけはサッカー上達のカギにもなる

子供の成長はあっという間です。
この前保育園に通いだしたかと思えば、あっという間に小学生になります。
前にも少し話しましたが、親と子供には程よい距離感が大切です。
サッカーが上手くなるためにも、声かけには気をつけましょう。
そこで、ジュニアサッカーコーチをしている伊藤豊がサッカーが上達するための親の声かけを伝授していきましょう。

■自分のことは自分でさせる
自分の子供を育ててきた中でも夫婦で大切にしていたことがひとつあります。
それは、「自分のことは自分でする」ことです。
子供のうちはわからないことも多く、何でも手を出したくなります。
子供が自ら動かない親であれば、「無理だ」という声もあるかもしれません。
しかし、少しの声かけで自らが動くようになるのです。

■子供に気付かせることが重要
自分のことは自分ですることが大切ですが、初めのうちは自らが考えて行動するのは難しいでしょう。
そんな場合には親の声かけが重要となります。
例えば、毎朝「ハンカチ持った?」「学校に行く時間だよ!」などと声をかけていませんか?
準備する必要があるにも関わらず、子供がしないので親が代わりに必要なものやすることを言ってしまうのです。
これでは子供は成長しません。
例えば、今日の授業内容を聞きます。
そのあとに、「何を持っていけば良いの?」と聞き、子供に使うもの、用意するものを考えさせます。
その後も「あとは授業以外では何が必要かな?」と聞くことで、ハンカチやティッシュが必要であると気付くこともあるでしょう。
また、学校へ行く時間を教える場合には、「何時に出るの?」と先に聞き、時間ギリギリであれば余裕を持って準備することを教えます。
すると、もう少し早く起きた方が良いと子供の方から気付いて、時間の管理もできるようになるのです。
最初は難しいこともあるでしょう。
しかし、毎日声かけを行うことで子供が自ら動くように変わっていきます。
サッカーでも「自分でできることは自分で」が大切なので、子供たちには全てを教え込まないようにしています。
時には思わず口を挟んでしまうこともありますが、自分で考える能力をつけるためにも、親御さんも声かけに気を配ってほしいと僕は考えています。

あれ持って、これ持って、これを用意して、では、自分で動くことができなくなってしまいます。
先回りをしてしまうことで、子供の成長を親自身が止めてしまっているので注意が必要です。
上記の方法は自分自身も本で学んだ知識なので偉そうには言えませんが、サッカーを上達させる、子供を成長させるためにも活用してみてください。