伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

選手を食事面から支えるスポーツ栄養士を知ろう

プロのサッカー選手は、毎日の食事内容が大切です。
1日3食しっかり食べ、試合前には揚げ物は控えるなどそういった食事のバランスが重要。
そんな選手をサポートするのが、スポーツ栄養士です。
今回の記事では、栄養面からスポーツ選手をサポートする「スポーツ栄養士」について僕、伊藤豊が紹介しましょう。
 
 
■スポーツ栄養士って?
 
アスリート栄養士などとも呼ばれるスポーツ栄養士ですが、栄養士の中でも近年人気がある職業となっています。
スポーツ選手の力を食事面からサポートするのがお仕事。
調理技術以外にも、栄養学や体づくりにまつわる実用的な知識が必要です。
選手の個性を一人ひとり把握し、カウンセリングする技術も必要となるでしょう。
 

■スポーツ栄養士の仕事内容って?
 
選手は毎日の食事内容が大切。
中高生のジュニア選手に指導する際には、基本的に1日3食を摂ることから助言します。
また、どういった食事がバランスが良いのかなど要点を抑えて伝えることも必要です。
監督やチームと連携しながら選手をサポートしますが、生活スタイルを理解した上でベストな健康法を選手に提案していきます。
体調管理にも気を遣いながら、体脂肪や筋肉量の測定を定期的に行ってください。
食事制限を行う場合やサプリを使う場合もありますよ。
そして、スポーツ選手のサポート以外にも、リハビリ患者の食事療法などでも活躍します。
あとは、スポーツジムで一般のお客様に食事指導を行う場合も。
 

■公認スポーツ栄養士資格って?
 
公認スポーツ栄養士資格は、公益社団法人 日本栄養士会及び公益財団法人 日本スポーツ協会が認定した資格です。
審査するためには、栄養士の上級資格の「管理栄養士」の資格が必要となっています。
また、公認スポーツ栄養士養成講習会を受講予定年度の4月1日時点で、満22歳以上でなければいけません。
更に、スポーツ栄養指導経験があること・その予定があることが求められ、日本スポーツ協会と日本栄養士会に認められる必要があります。
この資格は、登録してから4年間有効となっているため、更新するには期限が切れる前に再び研修を受け、単位をとることが義務付けられていますよ。
2017年時点では、259人が公認スポーツ栄養士として登録されていますが、今後はより多く広まっていくことが考えられるでしょう。
 

スポーツ栄養士は専門性の高い仕事です。
個人開業をしてフリーランスで働いているスポーツ栄養士も珍しくありません。
サッカー選手を食事面から支えてくれるスポーツ栄養士の存在は必要不可欠だと伊藤豊は思います。