新入部員に意識してもらいたいポイントはコレ！

春は、新入部員が入ってくる季節です。
部活動もそうですが、クラブチームにも新しいメンバーが加入する時期でしょう。
そこで今回は、新入部員に意識してもらいたいポイントを伊藤豊がご紹介しましょう。

 

■軸足をボールの横に置く

 

サッカーを上達させるためには、軸足をボールの横に置けるようにすることが大切です。
キックをする際に、軸足をスムーズに移動させられると良いと言われていますが、慣れていない人には難しいと感じてしまうでしょう。
難しいと感じる場合は、細かいステップでボールに近づくことが重要になります。
サッカー初心者は、ボールに近づくために大きな動きをしがちなので、細かいステップができるようなトレーニングを取り入れるようにしてください。
そうすることで、軸足をボールの横に置くという意識を持てるようになっていきます。

 

■キックをする時の姿勢に気を付ける

 

キックをする時の姿勢は、意識しないとなかなか治すことができません。
特に初心者は、ボールを蹴ることに気持ちがいってしまうため、崩れたバランスのフォームになってしまう可能性があります。
フォームが崩れてしまうとボールを思った場所に蹴ることも難しくなってしまうので、ボールに近づいてキックできるように意識するという習慣を身に付けることが重要になります。
ボールに近づいてキックができるような姿勢を作ることができれば、思った場所に蹴れるようになっていき、キックの精度も向上していくでしょう。
キックをする時の姿勢は、練習中だけではなく、試合中もしっかりと意識する必要があります。
試合中は練習と違って余裕がない子も多いですが、少年サッカーでは特に姿勢を意識して的確なプレイができると良いと考えられています。
伊藤豊も、指導する時は試合中もキックをする時の姿勢に気を付けるようにアドバイスをしています。
そのおかげで、試合でのケアレスミスも減り、得点率が高まりました。
自分自身の経験からも、キックをする時の姿勢に気を付けることは重要だと感じています。

 

新入部員が入ってきたら、チームのレベルを底上げする必要があります。
今回紹介した2つのポイントは、どちらも重要です。
特に初心者部員の基礎レベルを向上させることは、部活やクラブチームの大きな課題になるため、意識する必要があります。
この春から入った新入部員のためにも、新入部員に意識してもらいたいポイントをしっかりと伝えるようにしてください。