伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

長期休暇後のスポーツは怪我のリスクが30%増!怪我をしないトレーニング方!

新型コロナウイルスの自粛から解放され、スポーツ活動を本格的に再開したスポーツチームやクラブが増えてきましたね。
僕、伊藤豊のサッカーチームでも活動を再開して以前のような賑わいが戻ってきました。
しかし、長期休暇後のスポーツに怪我のリスクが付きものです。
そこで今回の記事では、長期休暇後のスポーツを再開する際の注意点を紹介しましょう。

■長期休暇後のスポーツは怪我のリスクが高まる

長期休暇後にスポーツを再開すると、怪我のリスクが非常に高まることはご存知ですか?
かつて長期休暇後にスポーツを再開した際のスポーツ選手の怪我の発生度を数値化したデータがあります。
通常の怪我の発生リスクは10%。
長期休暇後の怪我の発生リスクは40%。
一気に30%もリスクが増加していることが分かります。
中でも、「肉離れ」が良く発生する怪我です。
長期間筋肉を使わないでいると、いきなり激しい運動をすると肉離れが起こります。
また、体力や筋肉が落ちた状態で今までのように体を動かしてしまうと、体がついていけません。
思ったように体を動かすことができずに、転倒して捻挫をしたり骨折をしてしまうのです。


■持久力は次第に戻そう

長期間スポーツ活動をしないでいると、持久力は約30%落ちてしまいます。
しかし、だからといって持久力を一気に戻そうとすると、怪我につながり兼ねません。
サッカーでは、急に走ったり止まったりを繰り返し行いますよね。
そのため、高強度での運動に向けて対策をしておくことが大切です。
ダッシュとジョギングを繰り返すインターバルトレーニングが中でも僕、伊藤豊のおすすめ。
最大酸素摂取量を増やすことで、心肺機能を高めることができるのです。

インターバルトレーニング
まずは自分が速いと思う速度で30秒走ってみてください。
次にゆっくりとジョギングを行います。
そして秒数を増やして60秒また走ってみましょう。
このように、ダッシュとジョギングを繰り返しながら徐々に走る距離を延ばしてみてください。
急にストップすることがないので、怪我の発生リスクが低いトレーニングですよ。
持久力を取り戻す際には、マラソンのように一定の速度でずっと走るのではなく、インターバルトレーニングを行いましょう。

 

長期休暇後のスポーツは怪我のリスクが普段より30%も高くなってしまいます。
怪我をしないためには、インターバルトレーニングを行ってください。
体力や筋肉が回復してから普段のトレーニングに戻ることをおすすめしますよ。