伊藤豊のサッカー漬けの人生!!

ジュニアのサッカークラブのコーチをしています。みんなにもっとサッカーのこと好きになってほしいと思ってゆる~く、そしてわかりやすくお伝えしていきます。

寒い季節でも水分補給を忘れずに!

皆さんは、冬は夏ほど水分を意識してとらなくてもよいと思っていませんか?
確かに寒い季節は、夏よりものどが渇いたと感じにくく、汗もそこまでかかないため、水分を意識してとらなくても良いような感じはします。
しかしそれは間違いなのです。
今回は、寒い季節の体調管理にも大切な水分摂取について伊藤豊がご紹介します。
 

■冬は乾燥に要注意!
 
冬は、夏と比べると気温が低いため、汗はかきにくいです。
しかし、冬の空気はとても乾燥していて、皮膚などから体の中にある水分が蒸発してしまうのです。
この現象は、不感蒸泄と言います。
不感蒸泄によって失われてしまった水分は、意識して補給することができません。
そのため、知らないうちに脱水症状のようになっている可能性もあるのです、
特に、エアコンをつけた気密性の高いマンションで過ごす時間が長い場合は、水分不足になりやすい傾向があるため、要注意だと言えるでしょう。
水分補給におすすめなのは、スーパーやコンビニなどでも売られているスポーツドリンクなどのイオン飲料です。
イオン飲料には電解質も含まれていて、浸透圧も低くなっています。
つまり、無理なくしっかりと水分補給ができると言えます。
ポカリスエットのように甘みがあるドリンクであれば、子どもでも飲みやすいでしょう。
 

■水分補給をする際の注意点とは?
 
水分補給をするのは、喉が渇いたと感じてからでは遅いと伊藤豊は説明しています。
サッカーの試合に出る場合は、約30分前に水もしくはスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
喉が渇いたと感じてからでは、体の中がからからになっている状態なので、そうなる前の水分補給が大切です。
しかし、オレンジジュースなどカロリーが高めのドリンクを飲んでしまうと、運動した後にインスリンショックをいう状態に陥ってしまう可能性があるので、避けるようにしてください。
インスリンショックは、血糖値が急激に低下することで、だるさやパフォーマンスの低下を招いてしまうものです。
 

冬の水分補給は夏よりも怠りがちです。
喉が渇いたときにしか飲まないという人やスポーツをしていても夏ほど水分補給をしないという人もきっといるはずです。
しかし、冬は不感蒸泄によって体の外へ出ていく水分の量が多くなってしまうため、意識して水分補給をしなければいけません。
今まで水分補給を蔑ろにしていたと感じるのであれば、意識を変えて水分補給をしてみてください。
サッカーのパフォーマンスもあがるかもしれませんよ!